カテゴリー別アーカイブ: 日々

世界はそもそもデタラメである

皆さんお久しぶりです。こうやってブログを書く事もめっきり減りましたが需要と供給のバランスを考えるとこれぐらいがちょうど良いのかなと思っています。私の雑文に変わってシコシコとアルバイトの子が商品紹介をしてくれています。ありがたいです。だいたい一点物ですので皆さんと良い出会いがあればうれしいです。

話は変わりますが、先日数年ぶりにあう友達と飲みに行ってきました。若かりし頃のままだった記憶は一気に現在まで引き伸ばされてまるで玉手箱を開けたかのようでした。当たり前ですがみんな歳をとり人生を重ねます。ただ日々を生きていると実感は中々わかないものです。
私たちはバラックみたいな焼き鳥屋でベトナム人風の男の子達が片言の日本語で焼き鳥を焼いている居酒屋で飲んでいました。知り合いがトイレに行ったのでぼんやりとしていると焼き鳥の煙・客の話し声の奥に、1組のカップルの会話が耳に入ってきました。

歳は30前後で女は真面目そうな見た目、男の方はどうにも冴えない感じの風貌です。どうやら女は純文学が好きで小説家を目指してるようです。学生時代は根拠のない自信と未来への希望にあふれ尖っていた女も社会へ放り出され中央線の階段を毎日昇り降りしているうちにすっかりと丸くなっていました。男はと言へば小さいころから自分は人とは違うんだと、どこか社会を馬鹿にしたような性格でプライドだけは高い男でした。しかし、現実は目の前の仕事すらロクにこなせない人間で。そう、目の前のお酒すらもロクに飲めないような。
「もう、またお酒こぼして。本当にだらしないんだから」
女は呆れた顔で男にカバンから取り出したピンクのハンドタオルを手渡した。男はぺこりと頭を下げながらも少しふてくされたような顔でそれを受けとり濡れたズボンを拭いている。
「何よ?」
女は男の表情をみて少し拗ねたように男に尋ねた。
「だって、君結婚するんだろ?そんな事急に言われても俺、、、なんていうか、、、」
男は頼りない目で女を見つめなおす。
冷めた焼き鳥と空いたグラス。一通り腹を満たしたであろうテーブルの前で気まずい沈黙が流れる。
「仕方ないじゃない。。」
女がぽつりと言う。
「あなた私と結婚する気あった?」
「そ、それは、、」
「そこ!!そんなところよ!!昔からいっつもそうじゃない。偉そうに夢は語るくせに私たちの将来の事となるといつもそう」
女は今にも泣きだしそうな顔を隠すためうつむいた。
「違うよ。違う。僕はいつも二人の将来の事を考えていたよ」
男はなだめるように女に話しかける。
またもや気まずい沈黙。

この頃には店内の客は皆、この二人の会話に耳を傾けずにはいられなかった。

そして女がつぶやく。
「もう遅いの。もう。。。」
女が次の言葉を言おうとした瞬間。男は立ち上がり女の手を握る。
「遅くなんかない!!今から遠くへ行こう!!誰も知らない誰もいない遠くへ」
女は驚きながらもその手を強く握り返しうなずいた。
鞄をとり二人はもう誰にも邪魔させないと言わんばかりに走り出した。根拠のない自信と根拠のないプライドを胸に「それでもいいじゃん」と玉手箱をそっと閉じるように。
その様子を店にいる全員がポカンと眺めるしかなかった。
しばらくしてベトナム人風の店員が何かに気づく。
「アッ!!!オ代!!」
気づいた頃には二人は夢の都、東京の街の闇の中に消えていた。

「おい!おい!」
ハッとして隣を見ると友達が話しかけていた。
「何、ボーッとしとんねん」
「ごめんごめん、考え事しててん」
「は?なんや考え事て?」
「お前の好きな金閣寺の事や」
「はい?意味わからん」

「お会計お願いします」
近くの席に座っていたカップルが会計を済まし出て行った。
主人を無くした生レモンサワーの握りつぶされたレモンが、グラスの中から今にも爆発しそうに俺を睨みつけていた。

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P.I.N.S

大好きなバンドが6年ぶりにCDを発売した。6年ぶりにとは長い。小学校入学から卒業までのあの永遠に続くんじゃないかと思えた時間と同じだ。名前はSTANCE PUNKS。

久しぶりにタワーレコードでCDを買った。酒を飲みながらSTANCE PUNKSを聴いた。電車に乗りながらSTANCE PUNKSを聴いた。歩きながらSTANCE PUNKSを聴いた。音楽は匂いに似ている。知らない街を歩いていてもふと懐かしい匂いがする時がある。音楽を聴いていてもあの感覚がじわっと降りてくる時がある。STANCE PUNKSのニューアルバムを聴いた時に「故郷の街に久しぶりに帰ると何も変わっていない安心感と変わりゆく街並みに感じる少しの寂しさとワクワク感」、そんな感覚がじわっと降りてきた。

昔、バンドをしていた事もあり周りにはまだまだ現役で音楽活動を続けている人がちらほらといる。子供の頃に見つけた宝物を今もシコシコと磨き続けている人たちだ。ロックスターに騙されてロックスターに憧れてロックスターになった人たちだ。音楽を尊敬し音楽が大好きな彼らの奏でる音が私は大好きだ。大人になった私が「大人になんてなるもんか」と歌うSTANCE PUNKSの歌を聴いたとき「あの頃」に連れ戻してくれる。肉体的には日々歳をとっていく。10代・20代の時よりも色々な経験をし知識が増え、鼻で笑うような事も増えたかもしれない。しかし、ただ何かに純粋に夢中になれた「あの頃」を今も心のどこかに持っているか持っていないかは歳を重ねるごとに大切になってきているように思う。そんな「あの頃」へのトリップを楽しみながらニューアルバム聴いている。素敵なアルバムをありがとう。

STANCE PUNKS/HP

オリジナルアルバム「P.I.N.S」 STANCE PUNKS

LOSTAGE presents [ 生活 2015 ]  

明日・明後日はこのイベントにプライベートでお手伝いに行きます。

関東の方は是非遊びに来てください!!

水たま書店の出店はありません。

LOSTAGE presents [ 生活 2015 ]  

<LIVE>
LOSTAGE / GEZAN / HUSKING BEE / KING BROTHERS / OGRE YOU ASSHOLE / Ropes / SHORTSTRAW / TADZIO / オオルタイチ with VJ SphinkS / 快速東京 / キセル

<出店>
THROAT RECORDS / FLAKE RECORDS / LIKE A FOOL RECORDS (NEW!!!) / RR / R食堂 / ねいろ屋 / ドラヤキワダヤ (NEW!!!) / LIFE SHOP (NEW!!!)

出演者日割り発表 !!!

◎10/17(土)LINE UP
LOSTAGE
GEZAN
HUSKING BEE
Ropes
オオルタイチ with VJ SphinkS
キセル

◎10/18(日)LINE UP
LOSTAGE
KING BROTHERS
OGRE YOU ASSHOLE
SHORTSTRAW
TADZIO
快速東京

◎両日出店
THROAT RECORDS
FLAKE RECORDS
LIKE A FOOL RECORDS
RR
R食堂
ねいろ屋
ドラヤキワダヤ
LIFE SHOP

日程 2015年 10月17日(土)・18(日)
会場 茨城県 スペースU古河

http://www.kenkoujin.jp/kensin/web-zenkoku/ibaraki.html#i1
http://www.geocities.jp/mihoko_world/u-map.html
http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/0000000546.html

OPEN/START 12:30 / 13:00(両日とも)

料金 スタンディング-前売り 各1日券 ¥4,700 / 2日通し券 ¥8,600(税込み)
※出演者は都合により変更の可能性あり
※出演アーティストの変更等による払い戻しは行いません
※いかなる場合でもチケットおよびリストバンドの( 紛失・破損・焼失) 再発行は致しません
※チケットは当日リストバンドと交換になります
※6歳以上はチケット要

発売日 9/5(土)
プレイガイド
ぴあ(P:274-420) 0570-02-9999
ローソン(L:72872) 0570-084-003
e+ http://eplus.jp
LIVE HOUSE FEVER
その他、地元プレイガイド
INFO 03-5712-5227 (エイティーフィールド) http://www.atfield.net/

主催:THROAT RECORDS / ATFIELD inc.
企画・制作:THROAT RECORDS / ATFIELD inc.
協力:PAINTBOX / LIVE HOUSE FEVER / FLAKE RECORDS

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「MA・TSU・RI」

お久しぶりの日記です。組合の月報に書かせていただいた文章です。お時間がある時にでも是非。

祭。祭りと聞いて思い出すのは忘れもしない私が14,5,6,7歳ぐらいの時、確か地元での祭りでの出来事です。一年に一度行われるその祭りは地元ではそこそこ大きな祭りで幼いころは家族でビアガーデンに行きその後にお小遣いをもらい家族みんなで祭りに行く事が通例でした。そんな私も年を重ねるにつれてその祭りは家族と行く祭りから友達と行く祭りへとなって行きました。祭り会場は私の家の最寄り駅から1駅隣の所にありました。その日も友達との待ち合わせために電車に乗って駅へと向かいました。会場となる駅に降りると浴衣姿の女性や家族連れ、沢山の人たちで賑わっていました。そんな人たちの間をぬって友達との待ち合わせ場所へと向かっていました。地下道の連絡通路を歩いていると急にその言葉が前から聞こえてきました。

「まえっちょ!?」

それは明らかに誰かを呼ぶ声でした。前を見ると全く知らない私と同年代ぐらいの男の子数人がこちらに向かって歩いてきていました。誰か友達でも呼んでいるのかなと思いました。そして彼らは再度名前を呼びます。

「まえっちょ!」

しかし、おかしい何かがおかしい。これだけ周りに人が沢山いるのに彼らは私の事を見ている。そりゃもうビックリするぐらいに私を見ている。何の曇りもないその純粋な瞳で私を見ている。私は戸惑い恐怖しました。そして私を見つめながらだんだん近づいてくる純粋な瞳の彼ら。すれ違いざまにお互い軽く会釈。遠ざかる彼ら。そして彼らはまた驚きの会話を始めます。

「やっぱりまえっちょやったな?」

「せやな!」

私の心臓をどんと跳ね上がりました。そして思いました。

「マエッチョッテダレヤネン?」

そう私は「まえっちょ」なる人物なんて知りませんし、もちろん私は「まえっちょ」ではありません。しかし彼らは超至近距離で私の顔を見ながらも私を「まえっちょだ」と言いました。

怖いなぁ怖いなぁ。(稲川淳二)。

考えられることは一つ。私と全く同じ顔の「まえっちょ」なる人物が私の地元に暮していたと言う事です。何という奇跡!自分に似た人間がこの世には3人いると言われていますがこんな近くにいたなんて!

しばらく唖然と彼らの後姿を見ながらそんな事を考えていました。

祭りの季節になるとそんな不思議な夏の想い出を思い出します。

PS.見た事も喋ったこともない「まえっちょ」元気ですか?いつかあなたに会えることを楽しみにしています。

アメリカアメリカアメリカ

もう一年も半分が過ぎて後半戦ですね。今、私はニューヨークにいます。

悩みや行き詰まったら旅に出ろと昔の人は言っていました。しかし、現在はテクノロジーが発展しすぎて何万キロ離れていてもすぐに連絡がとれれば顔だって見れます。便利過ぎる事は良い事か悪い事かはわかりませんが私自身はかなり助けられています。地下鉄の乗り換えや目的地までの道順などなど。どれだけ便利になっても旅に出るのは本当素晴らしいと思います。日本での悩みなんかは忘れちゃいます。日本に帰ったら思い出すんでしょうが…。まぁその時はその時でどうにかなるでしょ。

今回、初めて海外一人旅をしてみて感じた事は沢山ありましたが、とにかくアメリカって国は大雑把!何でもかんでも!それと、ここまでお金に正直なのも面白い!そんなスネ夫とジャイアンが入り混じった国アメリカでビビリののび太(自分)はドラえもん(iPhone)と一緒に何とか楽しく過ごしています。後半も楽しみです。あと、英語分からんからって笑ってごまかす癖を治したい。

Have a grateful day!

夏季休暇

〇重要〇

夏季休暇の発送のお知らせ

2015年6月23日〜7月1日の間、夏季休暇となります。

6月22日~7月1日の間のご注文品・決済・ご入金品・お問い合わせ・入金確認につきましては7月2日より順次発送・返信していきます。

期間中の返信等は一切できませんのでご注意ください。

夏季休暇中も「日本の古本屋」からのご注文はお受けしています。

ただし返信・発送は7月2日(休暇明け)からとなります。

ご迷惑をおかけし申し訳ございません。

人気力士とクッキー

春も終わりもうすぐ梅雨の季節がやってきますね。ジメジメして本の管理が大変です。湿度が高い日本では本を平積みにしておいたら悲惨な事に…何て事を経験された方もいるんじゃないでしょうか。本も体調もきちんと管理しないと後々後悔しても手遅れになっちゃいますね。

最近、ヤフオクにちらほら出品しています。写真を撮ったり不慣れな所があってあまりやらなかったのですが手伝ってもらったりして我慢強くやっていると中々面白いです。お客さんの反応がダイレクトにわかるので参考になる部分も多いですし、思い通りに行かないところがお店を見つめ直す良い機会になっています。入力して待っているだけではわからなかった所が見えてきてやって良かったなと感じています。まだまだ商品数も少ないですが暇な時にのぞいてみてください。たまに在庫処分のまとめ売りとかしています。

先日、相撲を観に行った時に知り合いが力士の顔写真入りのクッキーを買っていました。冗談ではなく真面目に。そのセンスにそのチョイス。嫉妬するほど羨ましい。

ジャム

毎日朝から晩まで事務所にこもってると中々季節を感じる事もなく気がつけばもう春ですね。とても過ごしやすい季節になりました。

先日、地元から友達が東京に遊びに来ました。同じ自営業の彼の話はとても勉強になる話が多かったです。お店の事は最終的に自分で色々と決めていかないといけないので、どうしても頑固で独裁的になりがちの自分にきちんと他人の意見を聞く大切さ、冷静に将来をとらえる大切さなど色々教わりました。自分で自分を縛るものに囚われる事なく何が大切かを見極めていかないとなと考えさせられました。

最近コンビニやスーパーなどで初々しい店員さんをよくみかけます。そんな彼ら彼女らを見てるとふと考えさせられる事がありました。一体、彼ら彼女らはどうしてその仕事を選んだのかなと。お金を全くもらわなくてもその仕事を選んだでしょうか。今まで私自身が働いてきた仕事で、もしお金を全くもらわなければ働く事はなかったと思います。お金は仕事を選ぶうえでとても大きな理由の一つになると思います、しかしお金を払ってでもやりたい仕事があるならそれはそれで素敵な事なんじゃないかなと思います。他人からバカじゃないのと思われてもそれだけ熱中できるものをもっている事は決してお金では買えませんから。金に囚われるな。

もうすぐ夏ですね。